こんにちは、年間300冊以上の本を読むワンホ(@wanho_book)です。
”自己投資の王道”と言えば「読書」ですが、定期的に本を読む習慣がある人はかなり少数派なんです。
なぜなら読書に苦手意識を持つ人が多くいるためです。
「本を読んだ方がいい」と頭でわかっていても、そう簡単にいかないのが現実。
いっぽうで、世の中のお金持ちの多くは毎日のように本を読む習慣を持っています。
読書が習慣になると、次のようなメリットがあります。
- 知識が身につく
- 語彙力が高まる
- ストレスが減る
- 価値観が定まる
- 感情の制御がうまくなる etc.
そこで本記事では、読書を苦手と感じる原因を明確にしたうえで、それを解決する方法やコツを解説していきます。
読書するなんて学生のとき以来……
今は読書が苦手でも、コツさえわかれば読めるようになるよ!
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読書が苦手な理由・原因
読書が苦手な理由は、おもに5つ考えられます。
活字に苦手意識がある
マンガと違って本にはイラストがほとんどなく、代わりに文字がびっしり並んでいます。
そのため、ある程度の時間をかけて活字を読み解いていかなければなりません。
書籍によっては図やグラフ、表などが書かれていますが、ページのうちほとんどを活字が占めます。
したがって、そもそも活字に苦手意識がある人は、本を読むことを苦痛に感じてしまうのです。
大人になってから文字を読むのが苦手になった人が多いです。
活字ばっかりはツラい!
本の難易度が高すぎる
本には難易度があります。
たとえば児童書やマンガは簡単に読めますが、大学であつかう教科書や資格勉強に使う専門書などはかなりの知識がないと読めません。
そのため、自分の知識レベルにあった本を選ばないと、読書をしても「おもしろくない」「眠い」と感じてしまいます。
集中力が続かない
本を読むには集中力が必要です。
テレビを観ながら、音楽を聴きながら読書をしても、なかなか読み進められません。
また、読書はかなりのエネルギーを使います。
体力に余裕がないときは注意がほかのことに逸れてしまったり、眠くなったりすることもあるでしょう。
僕はにぎやかなところだと集中できません……
興味のない本を選んでいる
本の内容に興味が持てないと、読書が億劫に感じられてしまいます。
想像してみてほしいのですが、会社の資料づくりに必要な本や学校の課題図書などを楽しんで読むのは難しいですよね。
「読まなきゃ」と頭でわかってはいても、興味・関心のないジャンルの本は長続きしません。
無理に読もうとすると、逆に「読書が苦手」という意識をインプットすることになってしまいます。
読んだ内容が頭に入らない
本を読み切ったのにほとんど記憶に残っていない……
あなたもこのような経験がありませんか?
僕はあります……
せっかく読み終えたのに知識を吸収できていないとなれば「読書をする意味がない」という思考になってしまいます。
とはいえ一度本を読んだだけで、すべての知識を吸収することは困難なのも事実です。
この悩みを解消するためにはちょっとしたコツが必要です。
これから解説しますね。
読書の苦手を克服するコツ
読書の苦手に感じてしまう原因を踏まえて、それらの対策をまとめました。
僕もこれまで、あなたと同じ悩みに頭を抱えてきました。
しかし、ある工夫をすることで今では年300冊以上の本を読むことがあたり前になりました。
ここからはその工夫とコツについて解説します。
読書の苦手を克服するコツは大きく3つに分けられます。
本を選ぶコツ
読書のハードルを下げ、楽しんで取り組むためには「選書」の段階からポイントをおさえることが大切です。
”読書が苦手”とならないための本選びのコツを解説します。
薄い本を選ぶ
読書に慣れるまでは分厚い本を避けるのがおすすめです。
「読書を習慣にしよう」と意気込む人ほど、はじめから分厚い本に挑戦する人が多いです。
その気持ち、とてもわかります!
が、小説であれビジネス書であれ、200ページ以下の薄い本を選びましょう。
短編集などが読みやすいです。
難易度が低い本を選ぶ
本選びのときは難しい内容の本を避けましょう。
難易度が高い本
- 評論文
- 哲学書
- 専門書・学術書
- 古典 etc.
読むのにスキルが必要な本や専門知識が必要な本は、読書に慣れてからチャレンジするのが良いでしょう。
好きな本・興味がある本を選ぶ
人間だれしも、好きなものや興味があるものには熱心に取り組むものです。
そこでおすすめしたいのが、好きな本・興味がある本を選ぶことです。
これらの本は、読書のハードルを極限まで下げてくれます。
たとえば
- 好きな作家・著名人
- シリーズもの
- 学びたい・チャレンジしたい分野の本
「この本を読む意味があるか?」と考えるのではなく、とりあえず面白そうな本から手に取ってみるといいかもしれません。
映画やドラマの原作を選ぶ
すでに内容を知っている本を読むことも、取っ掛かりとしてはとても有効です。
映画やドラマの原作を読んでみましょう。
最近はラノベ(ライトノベル)などもおすすめです。
あらためて文字で読むと新たな発見があるかも!
読書の準備のコツ
読む本が決まったら次は準備です。
読書をはじめる前の準備を少ししておくだけで、苦手意識を感じることなく読み終えることができます。
本を読む目的を決める
まずは本を読む目的を決めましょう。
苦手意識があるにもかかわらず読書に取り組もうとしているからには、その本を読むあなたなりの目的があるはずです。
それを明確にしていきます。
いきなり「読書の目的を明確にしろ」と言われても難しいと思うので、以下の質問を自分にしてみてください。
自問しよう
- なぜその本を読もうと思ったのか?
- その本を読みどんな知識を得たいか?
- 読み終えたとき、どんな自分になりたいか?
極端な話、「ただ読書を楽しみたい!」といった目的でも構いません。
大儀じゃなくても自分なりの目的を持ち、それを意識して本に向き合うことが大切です。
僕は「紙のしおり」か「本の表紙の裏」に書き込むことが多いですね。
読書の時間を決める
読書の苦手を克服するためには、習慣づけるのが手っ取り早いです。
「読みたい」「読みたくない」にかかわらず、読む時間を決めましょう。
参考
- 少し早起きして5:00~5:30の30分を読書にあてる
- ベッドサイドに本をおき、就寝前の15分だけ本を読む
- 朝の通勤時は電車で読書する
上記はどれも僕が過去に実践していた読書の習慣です。
参考にしてね。
集中できる環境で読む
じっくり本を読むためには環境を整えることが重要です。
快適に感じる環境は人それぞれですが、次のポイントに注目するといいでしょう。
- 周囲の音・照明の強さ
- 気温・湿度
- 机やいすの座り心地 etc.
自室以外にも、自分が集中しやすい環境の候補をいくつか持っておくことがおすすめです。
こんな場所がおすすめ
- カフェ・喫茶店
- 図書館
- コワーキングスペース・会議室
本を読むコツ
「選書」「読むための準備」が整ったら、最後はテクニック編となります。
読書にたいする意識改革にもなりますが、今すぐできて効果絶大のコツを紹介します。
目的に合った見出しだけ読む
読書においては、目的に合わない見出しは読む必要ありません。
本文を読む前にかならず目次を確認しましょう。
ここで目的を達成できそうな見出しにいくつか目星をつけます。
準備編で決めた本を読む目的を意識しよう。
本文を読むときは目星をつけた見出し部分だけにとどめます。
そのほかは読み飛ばしてOKです!
一字一句カンペキに読もうとしない
本の中身をすべて読み、きっちり理解しようとするのはかなりの時間を要します。
それにすべての内容が本を読む目的に合っているとも限りません。
そのため、本をすべて読もうとしない意識が大切です。
「目的に合った見出しだけ読む」にもつながりますが、「おもしろくない」と感じる見出しは読まなくて良いです。
無理して読もうとすると読書が苦痛になり、苦手意識がどんどん膨らんでいきます。
興味のあるページだけつまみ読みしましょう。
大切と思う部分には付せんを貼る
本を読むのに付せんは必須のアイテムです。
読んでみて「面白いと感じたところ」「大切だと思ったところ」には、迷わず付せんを貼りましょう。
タメになる本ほどくり返し読むべきですが、このとき貼った付せんがとても役に立ちます。
付せんを貼ったところだけ読めばいいからです。
このようにすれば、2回目のときは1回目に読んだときよりも、はるかに短時間で読むことができます。
また、くり返し読むことで記憶の定着率UPも見込めます。
他の方法で読書するのもアリ
「読書」と言うと紙の本をイメージするかもしれませんが、ほかにも多くの選択肢があります。
便利なサービスがあふれている今、それらを活用しないのはもったいないですよね。
読書が苦手な人にとっては特にメリットがあると思うので、検討してみてください。
紙の本以外の選択肢
本の要約を読む・観る
本の内容をカンタンに理解したいときは本の要約が便利です。
本に書かれている要点がまとめられているため、短時間かつラクに理解できます。
おすすめは次の2つです。
本の要約が読める「flier」
『flier(フライヤー)』は本の要約サービスです。
”1冊10分で読める”をコンセプトに、3,000冊以上の本の要約を提供しています。
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本の要約を観れる「YouTube」
最近はYouTubeで本の要約を観ることができます。
アニメーションで解説されていたり、グラフや図解が使われていたりするので、理解するのがとてもラクです。
本の全体を理解するというよりも、その本のおもしろい部分を深く掘り下げるスタイルが多い印象です。
おすすめのチャンネル
面白おかしく解説が聞けるので、コンテンツとしても楽しめます。
電子書籍を読む
「本をしっかり読みたい」人には電子書籍がおすすめです。
なかでもAmazonが提供する『Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)』は、200万冊以上のKindle本を好きなだけ読むことができます。
ビジネス書以外にも小説、漫画、ラノベ、雑誌なども読めて便利ですよ。
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「スキマ時間を活用したい」人には聴く読書がベストチョイスです。
本の朗読サービス『Audible(オーディブル)』では、プロのナレーターが読み上げる朗読を聴くことができます。
オーディブルの特徴
- 本の朗読が聴き放題
- コンテンツは12万冊以上
- プロのナレーターや声優・俳優が朗読
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読書が苦手な人におすすめの本5選
読書が苦手な人でも読みやすい本を5冊、厳選しました。
紙の本はもちろん、Kindleやオーディブルでも楽しめるので参考にしてください。
興味がある本から読んでみてね。
君の名は。(新海 誠)
2016年8月26日に公開された映画『君の名は。』の原作小説です。
ご存じの通り記録的な大ヒットとなった長編アニメーション映画ですが、本書は新海監督みずから執筆した小説となっています。
ストーリーを知っていると本は読みやすいので、読書に苦手意識がある人はぜひ手に取ってみてください。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。
Amazonより引用
夢をかなえるゾウ(水野 敬也)
ドラマ化して話題にもなった本書。
関西弁を使うゾウの神様・ガネーシャが、夢をなくした平凡サラリーマンを成功に導く物語です。
ストーリーがしっかりしているため読みやすく、小学生でも楽しめる内容になっています。
シリーズ400万部超えの偉業を成し遂げています。
ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。 なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン、孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくん(、、)まで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの!?
Amazonより引用
知識を操る超読書術(メンタリストDaiGo)
「目には目を、歯には歯を」ということで、読書が苦手なら読書術の本がおすすめです。
なかでもメンタリストDaiGoさんの本は読みやすく、本人の実績しかりエビデンスしかり、非常に勉強になります。
毎日10~20冊の本を読むと言うから脱帽です。
「せっかく読むなら効率よく読めるようになりたい」という人には必読の一冊。
下町ロケット(池井戸 潤)
第145回直木賞受賞作『下町ロケット』の文庫版。
技術力のある町工場と大手企業の間の人間模様を中心に描かれた作品です。
テレビドラマも放送していたので、知っている人も多いのではないでしょうか。
平易な文章で書かれており感動もできる、おすすめの1冊です。
特許の勉強もできて一石二鳥!
「お前には夢があるのか?オレにはある」
研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた――。男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!
Amazonより引用
嫌われる勇気(岸見 一郎)
言わずもがなのベストセラー本。
Amaoznの評価数 2万件以上とは驚愕です……
本書では、哲学者と青年の対話形式でアドラー心理学が紐解かれていきます。
読みやすいうえに「読んで人生が変わった」という人までいるほどの良書。
これを機に一度読んでみてください。
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。
Amazonより引用
読書が苦手な原因と克服するコツまとめ
本記事では読書が苦手な原因を明確にし、それを解決する方法やコツを解説しました。
読書が習慣になると人生は間違いなく好転します。
しかしそのためには、学校では教えてくれない読書のコツを身につけることが大切です。
ひとつひとつ取り組んでみてください。
一人でも多くの人が読書を楽しめるようになったら、とても嬉しいです。